Saturday, December 19, 2009

ブラウザサイズ: あなたのウェブサイトが他の人たちにどう見られているかを知るツール

Official Google Blog: Browser Size: a tool to see how others view your website
Posted by Bruno Bowden, Senior Software Engineer


新聞では最も重要と思われるニュースは最初のページに載せています。 それが特に重要な部分である場合は、最初のページの上半分 "above the fold" という部分に載せます。 一方、下半分のニュースは重要性が低くなり、そして新聞をぱっと見たときにはすぐには目につきません。

まったく同じ考えがブラウザにも同様に当てはまります。 ブラウザには "above the fold" のような明確な境はありませんが、異なった大きさの画面がたくさん存在したり、常にフルスクリーンでなかったり、ツールバーのようなものがスペースをとってしまっているかもしれません。 非営利なサイトの"寄付する"ボタンを考えてみてください。 ページの下のほうにあったら、人々が初めてそのページを見たときに気づかないかもしれません。 もちろんスクロールして下にいくことができますが、多くの人がスクロールせずにその寄付する機会を永遠に見逃してしまうことでしょう。 たとえば、Google Earth のダウンロードページでは、"ダウンロード"ボタンを100ピクセル上にずらしたことでインストールされる確率が10%増加しました。 Google Earthを利用したいと思っていても以前ダウンロードボタンを見ることができなかったユーザーの方々が、その増加に至ったのだと思います。

人々にはあなたのウェブサイトがどのように見られているのかということを理解しやすくするために、私たちは20%タイムルールのなかでブラウザサイズというツールをつくりました。 ブラウザサイズはgoogle.comへの訪問者からのデータのサンプルに基づいています。 特殊なコードはユーザーのサンプルへのブラウザの高さと横幅に関するデータを集めます。 ブラウザ内のある程度において、このツールは何パーセントのユーザーがあなたのウェブサイトをみることができるのかということを教えてくれることでしょう。 例えば、重要なボタンが80%部分にあった場合は、20%のユーザーがそのボタンをみるためにスクロールしなければなりません。 もしもあなたがウェブデザイナーであるなら、ブラウザサイズをつかってスクロールを最小限にとどめるようにそのウェブページをデザインすることができたり、そのページの重要な部分が常に訪問者に目につきやすくなっているか確認することができます。 人々がこのツールをつかってウェブサイトをより良いものにし、そしてウェブを全ての人にとってこれまで以上に良いものにしてくれることを私たちは願っています。




ブラウザサイズに関してさらに知りたくと思ったら、Google Code Blog の記事を確認してみてください。

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