YouTubeでの自動字幕機能

Official Google Blog: Automatic captions in YouTube
Posted by Ken Harrenstien, Software Engineer


GoogleビデオとYouTubeでの字幕機能を初めて公表してから、私たちは何個かの字幕機能を導入し、検索機能や自動翻訳まで向上させてきました。　これらのそれぞれの機能は個人的に非常に大きい重要性をもっています。それは私自身がそれらの設計をしてきたということからだけではなくて、私が耳が聞こえないということもあります。　今日、私の考えでは今までで最も重要でそしてわくわくさせてくれる重要なもの「機械による自動字幕機能」を発表するために、今日私はワシントンDCにいます。

私たちの製品での字幕機能の最初の公表であるので、私たちのサービスで字幕された動画の数が増えているのを見ることができてうれしく思っており、そしてそれは今何十万もの数に上っています。　これは、さらに多くの人々が字幕がどんなに役立つものであるのかということを気づいてきているということを示しています。　過去に私たちが説明してきたように、字幕機能は聴覚障害をもつ方々や耳が聞こえない方々を手助けするだけでなく、機械の翻訳機能により世界中の人々は51の言語で動画コンテンツにアクセスすることが可能になります。　字幕機能は同時に検索の性能を上げ、ユーザーが探している動画の的確な部分へとジャンプさせることを可能にさえします。

しかしながら、YouTubeが行っている全てのことのように、字幕機能は膨大な数の挑戦に直面しています。　毎分、20時間分のビデオが投稿されています。　全てのビデオ所有者に時間を割いてもらって、彼らのビデオ字幕機能を付け加えてもらうように手をかけさせることが果たしてできるのでしょうか。　全ての字幕サポート機能の全てはすでにYouTube上で利用することができるのに、オンライン上のユーザーが投稿したビデオコンテンツの大部分はいまだに私のような耳の不自由な人間にとっては利用することができません。

この難題に取り組みやすくするために、私たちはGoogleの自動音声認識(ASR)技術とYouTube字幕システムを組み合わせ、自動字幕システムや略して自動cap機能を提供してきました。　自動cap機能はGoogleボイスの音声認識アルゴリズムと全く同じものを利用して、自動的にビデオの字幕を作り出します。　字幕はいつも完璧というわけではないでしょう(下にあるビデオを見てみてください)、しかしそれら字幕機能をオフにしているときそれでも役に立ちます。というのも、技術は時とともに進化し続けるであるからです。

自動字幕機能に加えて、人の手で字幕を作成するのをすごく簡単にするために、私たちはまた自動字幕タイミング機能もしくは単に自動タイミング機能 を発表しています。　自動タイミング機能を使うことで、YouTubeで自分の動画に字幕をつけるのにもはや特別な技術をもっている必要はありません。　動画内ですべて文字の簡単なテキストファイルを作成するだけでよく、GoogleのASR技術を使うことで動画内でどのタイミングでその言葉が話されているのかということを判断し、皆さんの動画に字幕をつけることができます。　字幕をつけたいと思っている動画を所有している方にとっては、これは壁を非常に低くしています。

自動cap機能や自動タイミング機能をどうやって使うのかに関してさらに知るのに、このショートビデオやヘルプセンターの記事を確認してみてください。




皆さんは今週末までに英語で利用可能な機能両方とも見てみるべきです。　私たちの最初の発表ということもあって、自動cap機能はわずかなパートナーチャンネルでしか利用できません(下に載せてあります)。　自動cap機能は完璧ではないので、その機能をさらに広める前に私たちは動画閲覧者側と動画所有者側両方から感想を得たいと思っています。　一方、自動タイミング機能はYouTube上の英語の全ての動画で世界中で拡大しています。　将来的にはこれらの機能を他のチャンネルや言語に対応させて広げていきたいと思っています。　そうさせるためにも皆さんの感想を私たちに送っていただければと思っています。

今日、動画を世界規模で視聴できるようにするという私たちの長期的なゴールを達成することにおいて、私は今まで異常に期待望みを抱いています。　前に進む一つの大きなステップとして、私は自動字幕機能の追加をとらえています。



* Partners for the initial launch of auto-caps: UC Berkeley, Stanford, MIT, Yale, UCLA, Duke, UCTV, Columbia, PBS, National Geographic, Demand Media, UNSW and most Google & YouTube channels.